【浜松市】浜松市のごみを減らすプロジェクト、Go!みんなで404チャレンジは令和2年からスタートして令和10年には1人当たりの家庭ごみ排出量を404gに減らす挑戦です。
浜松市ではごみを減らすプロジェクト「Go!みんなで404チャレンジ」が令和2年からスタートしているのをご存知でしょうか。浜松市は、ごみの分別にも熱心に取り組んでいる自治体で、燃えるごみの日と、プラスチックごみの日の収集日が別日になっています。市民としては普通の事ですが、燃えるごみとプラスチックごみを区別しない自治体も多いのが現状です。404とは、令和10年には1人当たりの家庭ごみ排出量を404gに減らすのが目標なのでその404です。404gとは一体どのように捻出されたのか気になりますよね。令和2年の浜松市民1人当たりのごみ排出量の目標値は504gでした。そこから8年かけて100g減らそうというチャレンジです。100gと言われてもなかなかピンときませんが、1Lの牛乳パック3枚分だということです。一見、そんなに多い量だとは思いませんが、1日当たりというと毎日1Lの牛乳パック3枚ということは、単純計算で1年で1,095枚分になるのです。想像以上に大変なチャレンジだということが分かります。なので、9年という月日を掛けて少しずつで良いから減らしていこうという挑戦なのです。そして、5年目の現在、市の努力の成果も出ていて、毎年排出量が減っているのです。令和6年の7月までの実績は454.4gとなっていて、5年間で46g程減少しています。掲げている目標値とほぼ同じ値なので、好調だと思われます。一人ひとりの意識でごみの量が全然変わります。市民全員がプラスチックごみの日の分別をしたり、生ごみの水切りをしたり、雑紙は古紙回収に出したり、食べ物のロスをなくすために食べきり・使い切りをしたりするだけで全体の2割のごみが減少するそうです。ということは、500gの2割が100gに値するのでそれだけで実は目標が達成できる計算になっているのです。できそうな気がしてきませんか。また、知らなかったのですが、家庭から出る、落ち葉、刈り草、枝(太さ15cm、長さ1mまで)を市内10ヶ所で無料で受け入れしているそうです。ゴミ収集場に、大量の草木を見かけることがよくあります。その草木類を持ち運ぶだけで、市内のごみはかなり減りますよね。まだまだ挑戦できそうなGo!みんなで404チャレンジです。
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