【浜松市】まだまだ暑い日中が続くそんな日は、竜ヶ岩洞で涼と歴史を肌で感じてみてはいかがですか。

2023年9月、朝夕は涼しくなってきて9月らしさも感じられてきましたが、まだまだ日中は暑い日が続いています。それなのに、多くのプールが既に終わってしまっていて涼しい場所はクーラーの室内しか残されていません。しかし、浜松にはいつでも涼しさが保たれている場所があります。それが北区にある竜ヶ岩洞です。中に入れば、常に18度に保たれた空間で涼だけでなくマイナスイオンも感じられる癒やしの空間です。チケットは、Rakutenチケットで購入すると現地での購入より安く入場できるのでおすすめです。２億5,000万年前の地底を目の当たりにすると、時の流れについて感慨深くなります。よく聞く言葉ではありますが、自分がちっぽけなこと、1年間という月日があっという間であることが体感できます。というのも、鍾乳石が1㎝伸びるまでに100年かかると言われています。たった10㎝程の鍾乳石も1,000年前からの産物ということになります。小さい頃に一度訪れたことのある竜ヶ岩洞ですが、そのときより確かに数ミリは鍾乳石が大きくなっているはずなのに、見た目では全然変化がわかりません。それでも長すぎる年月をかけてゆっくりながらも着実に変化している鍾乳石を見ると、なんだか考えさせられることがたくさんあるものです。涼と自然のパワーを感じながら、自分とも対峙できる不思議な場所です。400ｍ程の洞窟ルートですが、そこら中に気になるスポットが多く、細い道やら階段もあってゆっくり見て回れます。ただ、ルートは細く一方通行で、人が行き交うのも大変なのであまり立ち止まれないのが残念ですが、それでも30分は洞内を散策できると思います。ゆっくりされたい方は年中無休なので、平日をおすすめします。